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堺探訪・清学院~妙国寺まで

こんにちは!

今このブログを書いている時点では雨が降っていますが、暑くもなく寒くもない行楽シーズンがやってきましたね♪

この秋、皆さまはどちらへお出かけされるご予定ですか?


先日のブログの記事でちょっとお知らせいたしましたが、お友達とチンチン電車に乗って、堺の町を探訪してまいりました。

今回はその感想・ご報告記事です(^^)


堺市は、大阪市の南隣に位置する人口およそ84万人の都市です。

今でこそあまり目立ちませんが、中世・戦国桃山時代は日本の最先端をいく大都市であり自治体であったのです。

かの信長・秀吉・家康も一目をおくほど、堺に住む豪商たちは力を持っていたわけです。

それは、海外との貿易において莫大な富や知識を得ていたからでした。

というわけで、今でもじっくり町を歩くと、そこかしこに往時の繁栄の名残を見つけることができます。

公共交通機関で堺をめぐるには『堺おもてなしチケット』など、いくつかある一日乗降自由のフリーチケットを使うと便利です。

堺おもてなしチケット 480円で、一日まるっと使えます(^^)
堺おもてなしチケット+(2)_convert_20141020170650 

ガイドのパンフも付いています
堺おもてなしチケット_convert_20141020170213 


なかでも私たちが使用した『堺おもてなしチケット』は、阪堺電車(チンチン電車)だけでなく、南海バスにも使え、また、このチケットを提示するだけで、飲食やお土産が安くなったり、ホテルでの宿泊料や施設入場料などの割引が受けられるという、お得なサービス特典が付いています(詳しくは阪堺電車のHPで見ることができます)。

一日という限られた時間内での観光ですので、あちこち行きたいけど限りがあります。

なので、一応効率よく廻れるルートを、下記のように考えてみました♪

『清学院』⇒『鉄砲鍛冶屋敷』⇒『山口家住宅』⇒『堺伝統会館』⇒『妙国寺』⇒昼食・美々卯(うどん)⇒『宿院頓宮』⇒『千利休・屋敷跡』⇒お茶休憩・小島屋⇒『南宗寺』⇒『仁徳天皇陵』⇒帰宅


こうやって見てみると、ゆったりした観光になるな~…と余裕たっぷりに思っていたのですが、なかなかどうして!そういうわけにも行かず、最後の御陵にいたってはバスの運行時間のこともあって、滞在時間はたったの5分!という慌しい一日となってしまったのでした^^;


まずは『清学院』から。。

この机は実際に使用されていた当時のものだそうです
清学院+(4)_convert_20141020171121 

阪堺電車「高須神社駅」徒歩5分のところにある、江戸後期から明治初期の間に使われていた寺子屋です。

もともとは「山伏清学院」という名で、修験道の寺院として始まったようです。

漢訳仏典に限界を感じ、明治33年に日本人としては初めてヒマラヤを越えてチベットに入り、仏教の研鑚を積んだ河口慧海という黄檗宗の僧侶が、幼い頃ここで学んでいたそうです。

建物自体は江戸時代後期のもので、歴史的価値が高いと評価され、平成14年に国の登録有形文化財に登録されています。


『鉄砲鍛冶屋敷』は中は非公開でしたので入れませんが、堺は戦国時代頃から海外からいち早く得た知識と技を生かして、鉄砲づくりが盛んでした。

鉄砲鍛冶屋敷町_convert_20141020173723 

今はもうそんなに鉄砲自体は製造されていないと思いますが、その経験を生かして、自転車の製造、刃物やはさみなどの工芸が盛んです。
包丁に関しては世界中から有名シェフも買い求めに来るのだそうです。


そこから少し歩いて次に『山口家住宅』に向かいました。

山口家住宅+(2)_convert_20141020170958 

山口さんはいわゆる庄屋さんと言えばよいのでしょうか。

今見ても大変ご立派なお家でして、江戸時代ならなおさらだったことでしょう。

近世初期の町家を知る上で大変貴重な建物ということで、昭和41年に国の重要文化財に指定されています。

ちなみに確か13代目の方だったと思うのですが、後に国会議員になられ、当時高橋是清氏らと肩を並べて活動されたそうですが、若くして亡くなられたということで、長生きされれば後に国史にその名を残す活躍をされたかもしれません…とはガイドさんのお言葉でした。

手水鉢。枡の中に枡があるということで、「ますます」。洒落てますね~
山口家住宅_convert_20141020170818 

こんな風に、一箇所ごとにボランティアガイドさんが付いておられるのですね。

なので、いろいろお話しを聞けるのは良かったのですが、思いがけず時間を取ってしまうことにもなり、後で御陵の滞在時間が5分ということにつながっていくわけなのです…^^;


ここからちょっと歩いたところに『堺伝統産業会館』という、いわゆる堺の物産を集めたお土産屋さんがあります。

あちこちに刃物屋さんやお線香屋さん、和菓子屋さんなどが点在しているのですが、今回のように時間が限られていますと一軒ずつ廻るのが不可能になってきます。

ということで、こういう集合物産店があると、非常に助かるわけなのです♪


ここでお土産を物色した後は、『妙国寺』に向かいます。
妙国寺+(2)_convert_20141020174321 

手元にあるガイドペーパーによると『妙国寺』は元皇室勅願所とあります。

出来た当時(戦国時代)は大変大きな敷地を持つ大寺だったようですが、今は1/4ほどの大きさになっているようです。

ご立派な阿吽の仁王様がお出迎えです
妙国寺+(4)_convert_20141020174437 
妙国寺+(3)_convert_20141020174550 

そしてここで有名なのが「泣く蘇鉄」
(寺内は撮影禁止でしたので、写真が無く残念です。。)

堺は海が近い土地なので、砂が多く蘇鉄が好む地質なのだそうで、昔から蘇鉄が多く自生していたものと思われます(ガイドさん談)。

このお寺にも今でもとても大きくて立派な蘇鉄がたくさん植わっているのですが、これを見た織田信長が安土城の庭へ持って行きたいと言ったのだそうです。

異国のカンジがするこの植物を見て気に入ったのは、いかにも新し物好きな信長らしいところですが、冬場は寒くまた湖に近くてどちらかと言うと湿り気の多い地質に蘇鉄は合わなかったのでしょう。
移植された蘇鉄はだんだん元気をなくしていきます。

そして夜毎「帰りた~い。堺に帰りた~い」

と泣き出したのだそうです。
家臣たちは気味悪がります。怒った信長は泣いた蘇鉄を刀でスパリと切ったのだそうですが、その切り口から血が噴出したのだからたまりません。
さすがの信長も、この蘇鉄を妙国寺に返した…と縁起には記されています。

まだ学生だった漱石と友人の正岡子規も、堺見物に来た折に、この妙国寺の蘇鉄を見に来ていますから、いつの時代もこの蘇鉄の話しは割と有名だったのでしょう。


さて、この蘇鉄以外にもこのお寺は「土佐十一烈士切腹の場」としても有名です。

時は江戸末期、堺を守護していた土佐藩士たちと、観光に来たフランス水兵たちとの間でいさかいが起き、発砲から本格的な騒乱となり、結果フランスの水兵が11人殺傷された事件が起きました。

言葉が通じなかったということが原因の、なんとも悲しい事件なのですが、これに怒ったフランス側が賠償金と藩士たちの厳罰を求めてきます。

鎖国が破られて間もない頃の外交問題ということで、幕府の対応も大変だったと思うのですが、結果的に15万ドルの賠償金支払いと、殺傷に加担した者の内、20人の切腹を妙国寺の境内でおこなうことで決着が付いたのでした。

妙国寺の宝物資料室には、20人の名前と年齢・辞世の句が書かれた掛け物がありましたが、24~6歳くらいの若い人が多かったです。
しかも、隊長・副隊長以外は20人選ぶのも、切腹する順番もくじ引きで決めたということで、思わず「殺生やなぁ」とつぶやいてしまったのでした。。

このお話しには続きがありまして、幕府側・フランス側双方立会いの下、切腹が行われたのですが、そのあまりに凄惨な光景に、11人目の切腹を最後にフランス側から中止の申し入れがあったそうです。

残った藩士達は流刑というかたちで土佐に戻されましたが、12人目だった橋詰愛平氏は「自分が死ぬまで11人のお墓を守る」と言って、生涯を堺で過ごされたそうです。

この「土佐十一烈士」のお墓は、妙国寺の道路をはさんだ向かい側にある幼稚園の園庭の端に、木に囲まれて静かにたたずんでいました。

私たちが見に行った時、ちょうど園児たちが元気に園庭を走り回って遊んでいまして、子供たちが楽しそうに笑いながら遊ぶ姿を見て、多分藩士の皆さんも今は静かに楽しく見守っていらっしゃるんじゃないかなぁ。。と友人と話しながらお寺を後にしました。


信長や家康が使ったお寺だけに、この妙国寺には他にもいろいろな貴重な品が残されています。

戦国武将や豪商たちからの寄進の品だけでなく、皇室から下賜した物もいくつかあります。

皇太子だった大正天皇が座られた椅子もありました。

明治天皇が使われた椅子は博物館にあるそうです。

貴重な物がたくさんあるので、個人的にはもう少し立派な宝物資料館を作って、PRもして、大勢の方に見てもらったらいいのになぁ…とちょっと惜しい気もするのでした。。


この時点で私と友人はだいぶお腹が減っていました(^^ゞ

チンチン電車で「宿院」に移動し、まずはおうどんで腹ごしらえです♪

だいぶ長くなってきたので、今回はこの辺りにして、次回は後半を綴ります(^^)

南宗寺では、ガイドさんから面白いお話しを聞くことができましたので、そのことも書きたいと思います。

どうぞお楽しみに~♪


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